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テレビと人間

 今朝のNHK「あさイチ」に樹木希林さんが出ていたが、司会者もメッセージ・質問を寄せた視聴者も、根本的に樹木さんという人を間違って認識しているのではないかと思った。「飾らない」とか「時間や何やに制限されない」「仙人のような人」とか。ご本人が怒るのではないかとハラハラしたが、よくこらえて一つ一つにていねいに答え、話していた。マネージャーがいないから時間の管理も大変だし、とか。あさイチに出るのも大変だよね。何にもしばられない、とらわれない生き方なんてできるわけがない。そのわずらわしさと、この人ほど葛藤し戦っている人はいないのではないか。「夫が嫌いです」という視聴者の相談には、その分相手もあなたを嫌い、と答え、「欠点のない人なんていない」と言っていた。スケールが違うんだよね。NHKやメッセージを寄越した視聴者に言いたい。「ボーっと生きてんじゃねえよ!」。

 

 感情移入って何だろうと思う。「あさイチ」の前、「半分、青い」を見ていて、ヒロインより豊川悦司さん演じる秋風羽織に同情してしまう。こんな弟子というか新入社員、がまんできないだろうなあ、と。これは演技力の差で、仕方ないのかなあ、と。誰かに同情とか応援とか思い入れとか、そんなのではなく、小説でいえば文体というか、それに乗って進んでいけるかどうかの問題。ヒロインがあまりにドジで無神経に見える。もしかしてキャスティングあるいは脚本の問題か。って話してたら、カミサンに朝ドラそんなに思いつめて見なくていいんじゃないの? と言われた。それもそうか。笑って見てればいいか。でも、たとえばストーリーでも、所詮ドラマだからフィクションだからと言っても、場面設定など無茶苦茶でいいわけでなく、最低限守られるべきリアリティってのはあると思うのだが。これも大人げないか。


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  • 2018.08.18 Saturday
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