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息が粋だね

 昨夜のNHKEテレ「スイッチインタビュー」はおもしろかった。文楽の六代目竹本織太夫さんと中川家礼二さんの対談である。織太夫さんが礼二さんのファンで、ぜひにとリクエストしたとのこと。異なるジャンルの話芸の達人同士、話は示唆に富んでいた。

 

 織太夫さんが言っていた。自分のブレス(息)でやってはだめで、役の人物のブレスでないと、と。そして、人形、三味線とともに語りで観客の呼吸を支配することが目標だ、と。礼二さんに対しては「名もなき人々」の真似をするところがいい、と。

 

 いき、という言葉、大事だね。息、意気、粋、生き、行き、域、活き、閾、位記、そして逝き……か。人の一生だ。

 

 息、呼吸というのは話芸でもそうだが、書き言葉、文体でもそうだ。これのだめな、息苦しい文章がいかに多いことか。

 

 で、今朝新聞の書評欄を読んだら、呼吸以前に、内容のレベルの低さに驚いた。本もだめ、書評もだめ。時代は深刻だ。最近どこかのブログかツィッターで、新聞が大量の木材を消費しているのに、資源やエネルギー問題について、よくいうよ、と指摘していたが、その通り。もう紙の無駄遣い、やめたら?

 

 


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  • 2018.08.18 Saturday
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