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脳内独裁主義〜政治を軽蔑する者は…

  つまりこういうこと。寺山修司氏の言葉。「政治を軽蔑する者は、軽蔑に値する政治しか持てない」。

 識者ぶった人がよく「前回の総選挙は、民主党を国民が支持したのでなく、自民党に嫌気がさしたのだ」と訳知り顔でいう。

 違うのだ。政治そのものに嫌気がさしたのだ。自民党がやっていたのは、良くも悪くも「政治」である。今のは政治ですらない。でも、政治を軽蔑した報いがやってきたのだ。

 一人一人のちょっとした「独裁」、あるいは「民主主義」、「勇気」の問題だ。自分の脳内と身の回りをまず民主化しましょう。人間は脳の独裁になってしまってはいけない。血も肉も骨も神経も感覚もあるのだ。

 今、独裁的といわれているあの人は、思想がそうだというより以前に、思考・感覚がそうなのだ。一人がそれでも別にかまわないが、周囲や、果ては国民にまで押しつけるなといいたい。あの人の、ああいう表情や言動ができる感性を考えると、薄ら寒くなってくる。なんと貧しい人生なのだろう。いじめられた子が一生、根に持って仕返ししてるみたいだ。国なんか滅んだっていいという顔だ。

 子どもの頃、台風や大雨洪水が来ると、わくわくしたものだ。それはよくない。でもその心性はわかる。今、日本は大人が、全体がそうしたムードだ。きっと日本って昔から周期的にそうした時期がやってきて、破滅と再興を繰り返してきたのではないか。性懲りもなく。前の失敗を忘れて。いやな、考えたくないことだが、日本は「敗戦」の後が、最も輝いているのだろう。

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  • 2017.06.04 Sunday
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  • 23:40
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コメント
全く同感で、溜飲を下げた次第です。

ひとつだけ あの名言は寺山に発するものではなく、ドイツの文豪 トーマス・マンの言葉なのです。

  • 額田隆義
  • 2013/06/06 1:05 PM
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