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空の世界

空の世界とは、ある意味で、始めから脱中心化された世界です。しかし中心がないというのではなく、空という名で指示された全体が全体的に中心となって機能している世界、全体が全体の中心となり支点となって機能する世界。空のこの全体的機能の過程に無意識が根底的に関わってくるんです。ですから、こんな世界では、神の死とか、神が無意識のなかにもぐり込むとかいうことは考えられない。そこが西洋と根本的に違うところでしょうね。
 根源的イマージュそのものは、内的緊張の極限にあって、そこではまだ物語性ということも考えられないと思います。要するに緊強があまり激しいときには物語性は展開しない。だけども、後の展開面からひるがえって見れば、根源的イマージュは物語性を含んでいたといわざるをえないというわけです。
 特に預言者的意識の高揚においては、そこに生起するイマージュはものすごく強烈なんです。しかし緊張がちょっとでもゆるんでくればたちまち展開する。どう展開するかというと、物語的に展開する。
 緊張が源初的な強度を保っているかぎりイマージュは、展開しない。単発的なイマージュのまま、投げ出されるだけです、まるで石コロを投げつけるように。
 要するに「無」は人間の生きる世界じゃないんです。人間として生きていく以上、どうしたって、そこからまたいわゆる現実の存在次元に戻らなければならないわけです。---見方によっては空無の境地にたどりつくことはそれほどむずかしいものじゃないとも言える。ただ、そこから戻るときが本当にむずかしいんです。
 絶対無分節から分節へ--そこに意識が現れ、存在が現れ、世界が現出してくる。(井筒俊彦対談集「叡知の台座」)


上の引用と関係あるようなないような気分次第の展開。
キング・クリムゾンの記念すべき第1作で、ビートルズの「アビーロード」を蹴落とし、さらに"ロックの首を掻き切った"とまでいわれた。このジャケットをデザインした人は夭折したというのは最近知った。スタートは放送禁止用語のタイトルの例の曲。全体に、今ではさほどでもないかもしれないが、当時はブッ飛びましたね。ある意味ビートルズもこの頃やってきたことではあるけれど、要するにロックは何でもあり、何をやってもいいんだということ。金管楽器、木管楽器、ストリングスあり(メロトロンだけど)。ジャズあり、クラシックあり。後にロバート・フリップは初期のクリムゾンを高等普通教育だといったけど、ま、人文系だね、中心は歴史・哲学・宗教・文学だ。(ジャケット見れば美術もか)。私は2曲目の「I talk to the wind」が好きだ。まるで英国ロマン主義の詩そのまんまだが。音楽としてはクリムゾンの前身というか母体となったジャイルス兄弟とイアン・マクドナルドの主導権が強く、ロバート・フリップはまだそのカリスマ性というか本性を現していない。しかし真珠貝の中に入ったゴミのようにそこにいる。不気味に。歴史の(音楽のとかロックのではない)1ページを新しく開いた作品であることは間違いない。

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