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  • 2017.07.02 Sunday
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目詰まりのフィルター

 テレビのニュース、ワイドショーを見ても、新聞を読んでも、「自分がよく知らないこともあるかもしれない」という恐れなどないかのように狭い知見の中で何かを伝え、コメントしている。

 現実、事実は、ひょっとしたら素晴らしいものかもしれない(少なくともそんな時もある)。だがマスコミを通したそれはくだらないクソになってしまう。映画、ドラマ、小説などフィクションの一部はとりあえず置いといて(それらの中にもひどいのがある)。

 メディアを通さないで事実を受け、感受する生活がしたい。加工品でなく天然物で。

 福岡伸一氏のキーの概念である「動的平衡」はその通りだと思う。それが寄り集まり、重なり合っているのがこの世界。

 重層的、複合的「動的平衡」なのだろうと思う。

 民放のCMの時間が長すぎる。NHKの「CM」である番宣も多すぎる。それが徐々に視聴者を遠ざけているということに何故気づかないのだろうか。

 三島由紀夫氏の檄文ではないが「本を正さずして末に走り」ばっかり。いやになっちゃことばかり。だからといって山里離れたところに生きるのもなんだかなあ。

 前にも書いたかもしれないが、政治、行政、司法は法律や条令、ルールで物事を仕切る。だがマスコミまでなんでそうなのか。それで割り切れないこともあるでしょ。それを国民市民の立場で追求すべきでしょ。なんかあるとすぐ「責任」。一つの出来事がなぜ起こったか、まずそれを徹底的に調べ、考察することでしょ、仕事は。責任がわかればとりあえずそれでいいのか。えらそうに。一つの事実、真実にすら触れ得てないのに。

「事実」「報道」の断層

 衝撃の熊本地震だ。一昨日の地震だけでもひどいのに、今日未明以降のがひどい。犠牲者の中には、いったん避難しながら自宅に片付けや何か物を取りに帰った人もいたようだ。

 そこで思うのだが、一昨日の地震の後、気象庁や関係者は確かに「今後も震度6弱クラスの余震が起きる恐れがある」とは言っていた。だがこれまでの地震の常識的感覚からいうと、最初の大きな地震の後はいくら大きくても最初のを上回ることはないだろうと、皆思う。

 だが事実はより大きな、それもマグニチュードでいえば16倍の大きな地震だった。結果論かもしれないが、最初の地震の後、関係津局は「もっと大きな地震が起こるかもしれない」「倒壊が進む恐れがあるので自宅などにとどまらずすぐ避難してください」といえば、死ななくてもよかった人もいたのではないだろうか。

 それにしても東日本大震災の時も今回も、地震予知何とかかんとかの無力さはどうだろう。

 それとテレビ各局の中継、リポートのまずさ。記者、リポーターの言語能力レベルの低下は耳を覆うばかりだ。日本語になっていない。失礼な不謹慎な表現も多々ある。被災者の誰かの家が「めちゃくちゃに壊れている」と言った記者がいた。あんたの方が「めちゃくちゃ」だ。

 さらにスタジオの訳知り顔のキャスターが現場やヘリコプターに口を挟む。タイムラグがあったり電波状態が悪かったりで会話がスムーズに進まない。ひどいもんだ。

 スタジオのキャスターは自分の頭で、知識、感覚で現場からのリポートをまとめようとする。狭い常識で。もっとよく現場からのナマの事実を受け、伝えなさいと言いたい。テレ朝のW、日テレ(読売)のSなどベテランが。よくよく考えてみなさい。自分たちの無知、狭量で伝えるべき本当の事実をスポイルしてるんだよ。リポーターのひどいリポートにイライラしてというかもしれないが、それをがまんして今何を視聴者=国民に伝えるべきか、冷静に考えて、さばかなきゃ。あんたたちの能力の高さを見たいわけじゃないんだよ。事実を伝えてほしいんだよ。

 とにかくスタジオと現場の掛け合いなんかはやめて。時間差はもういいよ。一定時間、現場からのリポートに任せて。その後スタジオで何か言えばいい。

 日本の災害時の報道能力も危機だと思った。

虚無への香典返し

 今日の朝日新聞の「折々のことば」(鷲田清一氏)に「あっ!」と思った。今日の言葉はこれだ。

 事実なるものはなく、あるのはただ解釈のみ(ニーチェ)

 この言葉は覚えていたし、この考えは至極当然だと思っていた。ただ、最近、昨夜から今朝もこう考えていた。今のこの世界はメディアでつくられたものだ。マスコミ、報道だけでなくネットを含めた情報で。つまり虚構、フィクションなのだ。世界はウソでできている。(朝日の1面に上記の言葉が出るっていうのもすごい皮肉)。

 マスコミは政府をたたく。何でもかんでも政府が悪い。でも考えてみると、政治じゃどうしようもないことまでも政府の責任として糾弾している。それはなぜか。そのことでどんな結果を呼ぶか。政治、政府というものはそれほどすごい力を持っていると認めてあげているということだ。この点は野党が何でもかんでも政府を批判することも同じ位相だ。権威を高めているのだ。

 政府とマスコミは持ちつ持たれつ、同じ穴のムジナということだ。マスコミも権力だから。それにだまされてはならない。そんなたいそうなものじゃないのだ。

 官庁も地方自治体もそうでしょ。毎年予算を取って事業をする。何かしなきゃいけない。たいていはくだらないことやってる。でもやらないと次から予算がつかない。マスコミがそれを報道することによって存在を肯定している。批判はしてもね。共犯関係なのだ。

 でもウソがいつまでも続くわけがない、というか大変なことになる。それが先の戦争じゃないのか。あるいは震災でも原発事故でも。他の災害でも。

 北海道新幹線の開業でマスコミは大はしゃぎだけれども、青函トンネルの計画に拍車を掛けたのが洞爺丸だって!?

 洞爺丸の犠牲者をあまりにバカにしている。関係ないし! 北海道新幹線で函館方面に行く観光客は、七重浜で洞爺丸遭難の悲劇を学んでほしい。あの災禍、その対策がトンネル? 新幹線? あまりに事実から目を背けすぎだ。まやかしだ。連絡船は悪くない。そのことに気がついてほしい。悪いのはもちろん人間であり、社会システムであり、メディアだ。間違いない。

アナクロにすてき

 今朝の「スッキリ」で見たコンビ、アナクロニスティックって面白い! 合コンの帰りの男女の攻防(?)を将棋の大盤解説でやるのだ。家で{男はつらいよ」のDVDでも、というのを「二7寅」とか。デビューからまだ1年もたってなく、一部では早くも天才といわれているとか。加藤浩次氏も宮崎哲弥氏も絶賛していた。きっとブレークする。

映像の辟易

 昨夜NHK「映像の世紀」をたまたま見たが、かなり疑問に思うところがあった。60年代後半の各国の学生運動や若者の反乱、80年代末のベルリンの壁崩壊、冷戦終結は、テレビの映像が世界中に流れることが大きく影響したというのだ。

 それもあるだろうが、あの時代、言葉=文学や音楽、映画など若者文化が果たした役割は大きく、その意味で画期的だったのだ。テレビが自分たちのおかげ(せい)というのは不遜ではないだろうか。

 それに世界各国の動きを一緒くたに同じムーブメントとしてとらえるような伝え方だったが、日本を含めて欧米西側の諸国と、ソ連に支配されていた東欧諸国(チェコとか)とでは、見かけは似ていても根本的な理由は違うだろうと思う。

 体制に否を唱え、自由を求めることでは同じ。というのだろうか。でも東欧ほどの切実さが西側にあっただろうか。自由すぎることで不自由を求めだした一種の甘えではないだろうか。

 ミック・ジャガーもロンドンでデモに参加していたと一瞬の映像を紹介していたが、ミックは「ベガーズ・バンケット」の中の「ストリート・ファイティング・マン」で、「but what can poorboy do?」と歌っていた。

 チェ・ゲバラ氏とカストロ氏の若き日の映像はいいが、そこにサルトルとボーヴォワール氏が写っていたのには苦笑した。ゴダール、トリフォー両監督の映像も微笑もの。

 なつかしくはあったが、何でもかんでもひとくくりにして映像の力みたいな傲慢、我田引水には辟易した。ネットに力を奪われたテレビの白鳥の歌だ。

中井英夫の短編じゃないんだから

 腹が立つ。スキーツアーバスの事故で、いわゆるブログの大家の人たちが「安かろう悪かろう」とか「安物買いの銭失い」みたいなことを言ってる。学生など若者がこの種の安いバスツアーを利用しているのはざらで珍しくはない。普通なのだ。激安で、自業自得みたいな論調は許せない。学生が新幹線やタクシーで行くのがいいのか。

 加えて、テレビ報道だ。今の世の中の仕組みのせいにしたりしている。あるリポートでは「車体の後部の方は完全にペシャンコです」と言っていた。遺族に対して、気遣いはないのか!

 各地から東京の大学に入って、最後こんなかたちで命を失う。親御さんはどんなに辛い悲しい思いだろう。こんな出来事の発生を許す神を断罪してほしい。各テレビ局は。

 原因の究明と責任の追及は一緒のようで別物だ。とにかく失われた若い命を損なわないでほしい。格好なネタにしないでほしい。

事実を伝えてくれ

 Eテレで今「日曜美術館・特別編」をやっていて、大分・国東半島の「鬼」とか面白そうなのをやっているのだが、司会者の井浦新さんが自分の見方考え方意見を言っている。

 もういいって。そんな推測や観念的言説はうんざり。事実を伝えてほしい。具体的な事実、欲を言えば新しく発掘された事実。いつからテレビは事実でなく特定の個人の意見、コメントを垂れ流すメディアになってしまったのだろう。

 あっ、ラクだからだね。

 事実を掘り出し正確に伝えるのって、難しい。手間がかかる。感覚、論理、労力、金、時間とすべてがかかる。でもそれやらきゃメディアでないでしょ。

 ある意見、論理、コメントを流すのはイデオロギー機関だ。もう、うんざり。

 諸星、星野路線でも正月は楽しみたいと思ったのに。

 根本の知識がないからすべては謎みたいに言う。あるいは情緒的、美学的、芸術論的に。でも何でも前提、背景、理由があるのだ。せめてそこまでの仮説ぐらいには行ってほしい。

 面白くも何ともないじゃないか。ジントニックのつまみにもならない。所詮、美術館の学芸員だ。カメラ持って歩くのはやめた方がいいと思うよ。もっと目と耳で、つまり脳で歩いたら? 

 ま、井浦さんというよりNHKがだめだね。安易だ、お手軽だ。TBSの海底の財宝の方がまだばからしくて面白い。

ニュースの死

 テレビでたまにいい番組もあるが、ニュースやワイドショーを見てると、この日本という国はどうしようもない、ひどい、下劣な、悲惨な国のような印象になってしまう。実際は違う。いいところもいっぱいある。

 でもテレビの報道では暗い、否定的な、バカな国のように思えてしまう。これ、おかしいでしょう。

 なぜか。スタッフ、記者、レポーターの質の低下もある。でもそれだけでは説明できない。本質的問題だ。

 事実をとらえる視点、感覚、論理、教養、常識がないからだ。事実というものをはき違えているからだ。また事実は簡単に伝えることができるという錯覚、誤謬、驕慢に陥っているからだ。

 一つの(と一見思える)事実に、いったいどれだけの側面があるか。確固たる事実がいったいあるのか。

 というより、最近のニュースを見て思うに、隠していること、ぼかしていること、あえて触れないことがいっぱいある。或いはA新聞じゃないけれど、角度を持って物事を見る。そうするとラクだからだ。この時点でもうストーリーでしょう。お話、フィクションでしょう。

 事実をその通りにとらえ、その通りに伝えるということがどんなに難しく大変なことか。よほどの知識教養、センス、そして労力がなければできることではない。

 もう猟奇的事件や事故なんか報道するのはやめて。官庁、役所垂れ流しの情報はやめて。もうすでに、世の中一般よりあなたたちは遅れているんですよ。何とかしないと、国を滅ぼす。戦時中の新聞と同じ。

 ニュースというものがもう本質的にだめなんだね。

明日頑張ろうっと。

 NHK朝ドラ「あさが来た」の主題歌、いいな、と思う。AKB48の「365日の紙飛行機」。歌詞の
 ----思い通りにならない時は 明日頑張ろう----
というところがいい。ほっとする。

 「今でしょ!」とか「今でなくていつ頑張る?」みたいなの、息が詰まる。「今」が苦しくなる。もっと伸びやかに「今」を。AKBとは無縁な生活を送ってきたが、耳にさわらないのだ。かつて朝ドラの主題歌は大物アーティストの、その人のイメージの濃い歌が使われることが多かったけど、疲れる。朝から。で、そのイメージにドラマが負けるのだ。NHKは何を考えているのだ、と思った。紅白にしても若い世代に媚びすぎ。今回のはドラマの引き立て役で、いい。

 さて、明日頑張ろう。
 

午後の馬

馬

 要するにうるさくてうざいんだよね、政治とマスコミが。新聞の面的にいえば政治、経済、社会(事件、事故、災害)。情報というか「問題」ばっかり。世の中、問題ばっかりにみえる。

 でもそんなことはない。異常気象、災害を除けば世の中のほとんどは普通だ。平穏だ。太陽は東から昇って西に沈むし、日が差し、曇り、雨が降る。風が吹く。期間の長さは変動があるが、とりあえず春夏秋冬は来る。

 要するに「現在」の平穏、豊穣が、政治とマスコミによって損なわれそうになっている。特にマスコミ。戦時中の「欲しがりません、勝つまでは」みたいな統制になっているということに気づかない。

 戦争を推し進め、協力するのと本質的に同じこと、同じ役割をマスコミがやっている。パクリデザイナーや高慢な組織委事務総長のことをいえない。「一般国民」に教えてやってるという姿勢が見え見えだ。

 テレビは旅と自然と「がっちりマンデー」と映画だけやってればいい。新聞は文化欄と科学欄と読書欄だけでいい。そうしたらどれだけ静かで豊かで平和な世の中になることだろう。そうした日々を送ることは人間の最低限の権利だ。憲法違反は、マスコミがやっているのだ。

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